気象庁では、緊急地震速報の高度化と迅速化による地震被害の軽減を目的として、
緊急地震速報の新たな手法(PLUM法)の導入を進める計画が実施されています。
従来の手法は、P波(初期微動)から『震源の緯度経度・震源の深さ・マグニチュード』を算出し、
算出された震源地の情報と予想地点情報(緯度経度・地盤増幅度)で震度や猶予時間を計算します。
しかし算出した震源地の情報に誤差がある場合、過大・過小評価となることがあります。
新たな手法であるPLUM法は、震源を推定せずに震度を予測する全く新しい手法です。
予想地点の半径30km範囲内のリアルタイム震度に基づいて震度を計算します。
導入開始時期は平成30年3月の予定です。
詳細はこちらを参照ください (気象庁の第6回「緊急地震速報評価・改善検討会」資料)
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/study-panel/eew-hyoka/06/shiryou2.pdf
弊社では従来の手法に加えて新たな手法であるPLUM法に対応すべく準備を進めております。
サービス開始の際には改めてお知らせさせて頂きます。